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株式会社アレステラ・インターナショナル・トレーディングは海外ネットワーク関連製品、サーバ製品、エンタープライズ市場向けデバイスを専門とする輸入販売事業を展開する会社です。

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アスタリスクサーバによる企業内線網構築Asterisk Server

Asterisk(アスタリスク)とは:

Asterisk(アスタリスク)は、アメリカのデジウム社(Digium, Inc.)が開発しているオープンソースのIP-PBXのソフトウェアです。Asteriskは、GPLライセンスで配布されているものです。Linuxにより開発を行われているが、他のOS上でも動作するようにポーティングされ、(例えばFreeBSD等)動作確認されています。また、特にLinux環境で動作することから、最近ではRaspberry.piやSolidRun社のCuBox-i等の超小型PC上にLinuxをインストールしてAsteriskを応用する例もインターネット上で散見されています。

  
(参考例)Raspberry Pi      (参考例)CuBox-i      (参考例)超小型PCへAsteriskを構築


 

Asteriskの歴史:

   2004年9月 Asterisk1.0
   2005年10月 Asterisk1.2
   2006年12月 Asterisk1.4 (LTS)
   2008年10月 Asterisk1.6 (STD)
   2009年 4月 Asterisk1.6.1 (STD)
   2009年12月 Asterisk1.6.2 (STD)
   2010年10月 Asterisk1.8 (LTS)
   2011年12月 Asterisk10 (STD)
   2012年10月 Asterisk11 (LTS)
   2013年12月 Asterisk12 (STD)
   2014年10月 Asterisk13 (LTS)
※基本的に1年1回リリース
※STD(標準):1年サポート、EOLまで2年  STD:Standard
※LTS(長期サポート):4年サポート、EOLまで5年  LTS:LongTermSupport
弊社では、Asterisk11以降のLTS版に関して、サポート対象とします。


弊社のAsterisk支援サービスとは:

Asterisk(アスタリスク)は、Linux上で動作するオープンソースのIP-PBXのソフトウェアであり、企業内にある既存の遊休資産となっているようなLinuxサーバやWindowsServer2012R2 Hyper-V等の仮想化環境内に仮想Linuxマシンを構成してAsteriskサーバを構築し、SOHO、企業内内線網を刷新することを目的としています。これにより、スタートアップ企業でのレガシーなIT機器(いわゆるビジネスフォン等)への無駄なIT投資を削減したり、収益に貢献しなくなった遊休資産の有効利用を図ることを目的にご支援致します。
また、サーバ等の有効利用ではなく、低コストで且つ自社で簡便な保守を行いたいといったご要求の向きには、超小型PCでのアスタリスク導入支援も対応致します。

(前提1)1従業員に対して1PCというIT環境が当たり前になってきている
(前提2)1台の内線電話を各従業員、各部署でシェアするというスタイルが陳腐化している
(前提3)内線電話以外の通信手段であるスマートフォン等を有効活用したい
(前提4)すでに償却が終了している構内交換機等への更新費用を別の有効な投資へ回したい

上記、前提を1つでも満たす場合は、御社の選択肢になり得ると確信致します。



または、遊休資産となっているようなLinuxサーバへAsteriskを実装 


Linuxサーバ OSとしては、現在CentOS6.5以降を適用対象とします。その他のOSに関しては、ご相談ください。

VMware workstaion上にAsterisk仮想マシンサーバを構成例

(WorkStation上に仮想マシンを構成)

SOHO環境では、資源的な制約があることから遊休サーバを利用することができません。ビジネスPCでは非力ですが、多少高価ですがワークステーション上に複数の仮想マシンを構成し、上手に限られた資源を運用することが可能です。VMware workstaion上にAsteriskサーバを構成し、ソフトフォンを起動した例を下記に示します。



アスタリスクサーバ起動前          アスタリスクサーバ起動後

   

実際のAsterisk検証環境例

コンサルティング支援先の例
WindowsサーバでActiveDirectoryを構成し、従来利用していたLinuxサーバへAsterisk11(LTS)をインストールし、内線のVoip化を行いました。

上記は、Linux(CentOS6.7)上へのAsteriskインストール後、sip.conf(Asteriskを動かすための基本的な設定)、extensions.conf(ダイヤルプラン)を実験用環境に合わせて作成し、softphone(X-lite)をWindowsマシンにインストールし、簡易的な内線環境を構成します。Asteriskは SIP(SessionInitiationProtocol) サーバではなく、IP-PBXという位置付けですのでいろいろなサービスが利用できますが、ここではその一例を示します。

分類

サービス名

サービス概要

着信系 コール・ピックアップ 予めコール・ピックアップ・グループを内線に登録。グループ内の他の内線に着信した呼に特番応答。
転送 通話中の呼を他の内線に転送する機能。
コール・パーク 通話中の呼を保留場所(パーキング番号)に保留しておいて、応答者がパーキング番号を指定して保留呼に応答する保留方式。
呼出系 同時呼出 代表番号にダイヤルしたら同時に複数台の電話機を呼び出し、いずれかの電話機が応答したら他の電話機の呼出を停止し、応答した電話機で通話ができる機能。
内線代表 代表内線にダイヤルしたら、予め決められた複数の内線を呼び出す機能。
付帯系 保留音 転送やコール・パーク等で通話が保留されたときに、保留された相手に音楽等の保留音を流す機能。
ボイスメール連携 ボイスメールと連携し、端末電源断、通話中、無応答の場合等にボイスメールに録音でき、後で用件を聞くことができる機能。
Webボイスメール 上記ボイスメール連携で録音された音声をWebアクセスして聴取したり、フォルダ管理できる機能。
モーニングコール ホテル等で活用されているモーニングコール。
ビデオチャット Webカメラを使用したビデオ電話機能。
電話会議 meetme方式での電話会議。
時報サービス 時報サービスである。
外部接続 VoIPサービスを利用して、外部の一般電話との間で発着信を行う。

※sip.conf:Asteriskを動かすための基本的な設定情報、内線外線への登録がsip.confとなります。
※extenions.conf:ダイヤルプランを設定します。

仮想マシン上、LinuxマシンでのAsteriskサーバの検証環境

弊社の検証用ハードウェア(x86アーキテクチャサーバマシンを基本とします)

HP社Proliant DL360 G6、G7 仮想化用PC
DELL社PowerEdge R715, R710, R610, R410, R310, T410(QC Xeon×2CPU)
    PowerEdge T320、仮想化PC等

※超小型PC用の検証としては、Intel Core2Duo E4500、Dual Core Atom330等のCPU実装の簡易PCにてCentOS等で検証を行います。Raspberry.Pi、CuBox-iでの検証はお客様よりの検証機貸与を前提とします。別途ご相談をお願いします。

各種Layer2SW(Cisco社、AlliedTelesis社)、各種Layer3SW(Cisco社、AlliedTelesis社)、
各種VPN Router(Cisco社、YAMAHA社)、各種Wifi機器

※HP Proliantは、米国ヒューレットパッカード社およびその他の国における登録商標です。
※DELL PowerEdgeは、米国デルDELLの米国およびその他の国における商標または登録商標です。その他記載されている全ての社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
※Intel Xeonは、米国インテル社およびその他の国における登録商標です。

※特に、VoIPによる音声は、リアルタイム処理が要求されることからLayer2SW等は、GbEを利用することを前提とします。(企業向けPCのNICは、概ねGbEが標準となっています。)

弊社検証用OSオペレーティングシステム、OSS等

※Microsoft Windows、2008R2、2012R2、2016 Windows 7、Windows8、8.1、Windows10(Windows7/8/8.1/10Professional、7Enterprise)、Hyper-V

その他記載のMicrosoft製品は、米国Microsoft Corporation社の米国およびその他の国における登録商標または商標です。原則として、Microsoft社のサポート期間を満了したOSに関しては、検証対象とは致しません。


VMware, Inc(ヴイエムウェア)は、コンピュータの仮想化用ソフトウェアを製造販売するVMWare社の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

※FreeBSD10.0-Release以降、CentOS6.5以降、Red Hat Enterprise Linux
  

 

Digium(デジウム)は、OSSソフトウェア アスタリスク関連製品を製造販売するDigium社の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 https://www.digium.com/products/asterisk

    





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